コージェライト(2MgO・2Al₂O₃・5SiO₂)
概要
コージェライト(コージライト、コーディエライト、Cordierite)は主にシリカ、アルミナ、マグネシアを含む鉱物で、耐熱性や耐熱衝撃性に優れることから一般的に自動車用触媒担体や耐火物などの用途で使用されます。近年ではその極めて低い熱膨張率や優れた誘電特性から電子部品、半導体関連部品用途でも注目が集まっています。
特性(仕様)
MASシリーズ
高純度合成コージェライトであるMASシリーズは、極めて優れた低熱膨張率が求められる構造部材やフィラーとしての用途に最適です。独自の組成設計により低熱膨張を実現しており、様々な産業分野において信頼性の高い材料としてご活用頂けます。
低誘電正接グレード
コージェライトをベースに誘電特性に注目して設計を行ったグレードです。フィラーとして用いた場合に極めて低い誘電正接が期待でき、次世代通信部材におけるエネルギー損失(伝送損失)の改善に大きく貢献します。
代表特性
組成や粒度分布、熱膨張率などのカスタマイズも可能です。
詳細はお問い合わせください。
| 商品名 |
純度 (%) |
性状 |
D50 (µm) |
|---|---|---|---|
| MAS-02F | > 99 | 粉末 | 2 |
| MAS-10F | > 99 | 粉末 | 10 |
上記の値は代表値であり、保証値ではありません。
特長(メリット)
高純度
当社コージェライトは、高純度原料を使用し、自社で合成した高純度合成コージェライトです。天然鉱物を使用したコージェライトよりもFeやCaなどの不純物が少なく、組成も自由に調整できます。寸法精度が求められる精密部品や基板などの用途にご使用いただけます。
組成カスタマイズ
当社の組成調整技術により、熱膨張率の調整が可能です。焼結体・フィラーなど様々なご用途に合わせた最適な組成設計をご提案します。
用途
セラミックステージなどの精密構造部品用原料としてご使用いただけます。
HTCC/LTCCやプラスチックにおける熱膨張調整用のフィラー/添加剤としてもご使用可能です。電子部品や半導体製造装置用部品などの特性向上に貢献します。
用途例
ハニカム構造体 / セラミックステージ / 半導体製造装置用部品 / 低温同時焼成セラミックス(LTCC) / 高温同時焼成セラミックス(HTCC)
関連技術
当社では低熱膨張セラミックスとしてリン酸ジルコニルの取り扱いもございます。
フィラーとして用いた場合の特性については、下記特設ページをご確認ください。


