大粒径チタン酸カルシウム(CaTiO₃)
概要
次世代通信に求められる要求は年々厳しくなっており、フィラー材の高充填化が注目を集めています。このトレンドに対応するため当社では、大粒径かつ球形度の高いフィラー用チタン酸カルシウム(Calcium titanate)を開発いたしました。フィラー添加後の粘性増加を抑制し、高充填することで樹脂の誘電率を向上する効果が期待されます。
特徴
高誘電化
フィラー添加量の増やすことで樹脂素材の高誘電率化が可能です。通常、誘電率と誘電正接は比例関係にありますが、当社チタン酸カルシウムは誘電率を向上させると同時に誘電正接を低下させる特徴を有しています。
低粘度、高充填
大粒径かつ低比表面積をもち、添加量を増やした場合でも粘性の上昇が抑えられるため、フィラーの高充填化が期待できます。
ラインナップ
仕様
純度、粒子径調整などのカスタマイズも可能です。
お気軽にご相談ください。
| 商品名 | 性状 |
D50 (µm) |
BET (m²/g) |
|---|---|---|---|
| CT-05S | 粉状 | 5 | 0.6 |
| CT-10S | 粉状 | 10 | 0.3 |
| CT-40S | 顆粒(球状) | 40 | < 0.1 |
上記の値は代表値であり、保証値ではありません。
粒子外観
用途
誘電率を高めつつ誘電正接は低く保ちたい用途に最適です。アンテナ材、封止材、各種コネクタへの応用が期待できます。
樹脂混錬ペレット状態での提供についてもお問い合わせください。
用途例
セラミックコンデンサ用原料 / セラミックアンテナ用原料 / 封止材用フィラー / 樹脂アンテナ用フィラー
関連技術
当社は100nm~100µmまで幅広い粒子径のチタン酸カルシウムをご用意しております。
詳しくは以下のリンクをご参照ください。
フィラーとして用いた場合の特性については、下記特設ページをご確認ください。


